THE DENTAL OFFICE 志木駅前院
🦷 子どもの歯並び・症状ガイド

子どもの正中離開(せいちゅうりかい/前歯の真ん中のすき間)

正中離開は、上の前歯の真ん中にすき間がある状態で、「すきっ歯」とも呼ばれます。永久歯の生え変わりの過程で一時的にみられることもありますが、原因によっては自然に閉じないこともあります。

監修: 中村 彩華(院長) / 公開日: 2026-06-14

ABOUT THIS SYMPTOM

正中離開について

なぜ正中離開が起こるのか

子どもの正中離開の原因を調べた系統的レビューでは、過剰歯(余分な歯)、上唇小帯(上唇の内側から歯ぐきに伸びるひだ)の形態、鼻の気流の状態などが主な要因として挙げられています。加えて、指しゃぶりや舌で前歯を押す癖(舌突出癖)などが、すき間の原因となることもあります。このように原因が多岐にわたるため、「なぜすき間が生じているのか」の見極めが重要になります。たとえば上唇小帯が歯と歯の間に深く入り込んでいる場合や、癖が続いている場合は、原因に応じた対応が必要になります。

経過をみる場合と、対応が必要な場合

正中離開は、年齢とともに自然に減っていくこともあります。台湾の子どもを対象とした調査では、正中離開の頻度は年齢とともに減少し、特に犬歯が生えてくると14.5%まで減ることが示され、矯正による介入は犬歯の萌出を待って判断することが望ましいとされています。一方で、過剰歯や上唇小帯、癖などの明らかな原因がある場合は、その原因に対する対応を検討します。経過をみてよいのか、原因への対応が必要なのかを見分けることが大切です。

放置した場合に考えられること

原因のある正中離開を放置すると、すき間が残ったり、前歯の位置や歯並び全体に影響することがあります。気になるすき間が長く続く場合は、一度原因を確認しておくことが安心につながります。

当院の考え方

当院では、すき間の原因(癖・上唇小帯・過剰歯・歯の状態など)を確認したうえで、成長段階を見ながら、経過観察が適切な場合は無理に急がず、対応が必要な場合は原因に応じたアプローチを行います。

※治療の必要性・経過には個人差があります。

小児矯正の主なリスク・副作用
  • 装置装着中に違和感を感じることがあります
  • 決められた装着時間を守れない場合、十分な効果が得られないことがあります
  • 正しく装着し、トレーニングと組み合わせることで後戻りを起こしにくい矯正方法ですが、成長に伴う習癖の出現等で後戻りを起こすこともあります
  • 装置には様々な種類がありますので、自己判断での使用はお控えください

※効果には個人差があります

参考文献

※ 参考文献は一般的な医学的知見の説明として掲載しており、当院の治療効果を保証するものではありません。

CASES

正中離開の症例(経過記録)

※掲載は患者さま(保護者)の同意を得た症例です。効果には個人差があります。

小児矯正の症例一覧(15件)→

FAQ

正中離開についてよくあるご質問

Q前歯のすき間は自然に閉じますか?
生え変わりの途中で閉じることもありますが、過剰歯や上唇小帯、癖などが原因の場合は閉じないこともあります。原因の確認をおすすめします。
Qすき間があると見た目以外に問題はありますか?
原因や程度によっては、前歯の位置や歯並び全体に影響することがあります。
Qいつ相談すべきですか?
すき間が長く残っている、原因が気になるという場合は、一度ご相談ください。経過をみてよい場合も、その旨をきちんとお伝えします。
Q費用はどのくらいかかりますか?
当院の小児矯正は、初期費用と毎月の調整料でご案内しています(治療内容により異なります)。料金は事前に明確にお伝えし、ご納得いただいてから治療を始めます。詳しくは料金ページをご覧ください。
Q共働きで通えるか不安です。通院の頻度は?
通院は月1回程度が目安です。当院は平日夜20時まで、土日も診療しているため、お仕事や学校の都合に合わせて通っていただけます。

ご相談・カウンセリングは無料/LINEでもお口の写真を送って無料で相談できます

無理におすすめしません / 相談だけでも歓迎 / 費用は事前にご説明