THE DENTAL OFFICE 志木駅前院

平日 夜20時まで土日も診療志木駅南口 徒歩2分

歯が抜けた・歯がないまま ― 後悔しない、補う3つの選択肢

歯が抜けた・抜けたままの方へ。放置のリスクと、歯を補う3つの選択肢(インプラント・ブリッジ・入れ歯/多数歯はオールオン4)の違いをわかりやすく解説。志木駅南口 徒歩2分・米国で研鑽した補綴医(U.S. Trained Prosthodontist)在籍。

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公開日: 2026-06-10 / 更新日: 2026-06-20 / 監修: 中村 彩華(院長)

志木 歯を失ったあとの選択肢 補綴

「奥歯が1本抜けたけれど、見えない場所だし、痛くもないからそのままにしている」「前歯を失って人前で笑えなくなった」「グラグラの歯が次々に抜けて、もう何から手をつければいいのか分からない」——歯を失った方からは、こうした不安をよく伺います。放っておいてよいものか、補うとしたら何を選べばいいのか、費用はどのくらいかかるのか。情報を調べるほど選択肢が増え、かえって迷ってしまう方も少なくありません。このページでは、歯を失ったまま放置するとお口に何が起こるのか、そして歯を補う3つの方法——インプラント・ブリッジ・入れ歯——の違いを、どれかに偏ることなくフラットに整理し、「結局、自分はどうすればいいのか」の手がかりまでご案内します。

要点

迷ったときの考え方は、シンプルです。

  • 歯を失ったままの放置は、残った歯の傾き・対合歯の挺出・かみ合わせの崩れにつながることがあるため、まずは一度ご相談ください。
  • 補う方法は、インプラント治療(あごの骨に固定)・ブリッジ(両隣の歯で支える)・入れ歯・義歯(取り外し式)の3つが基本です。
  • 多くの歯を失った・総入れ歯が合わない場合は、少数のインプラントで全体を支えるオールオン4(多数歯欠損)も選択肢になります。
  • 「どれが一番よい」という正解はなく、本数・骨の状態・ご希望で適した方法が変わります。3つの違いはインプラント・入れ歯・ブリッジの違いで、費用はインプラントの費用・料金表でご確認いただけます。
  • 相談とCT撮影は無料です。費用やリスクを確認したうえで、ご自身のペースで選んでいただけます。

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「1本くらい大丈夫」が危ない ― 歯を失ったまま放置するリスク

歯は、上下・左右で隣り合う歯どうしが支え合い、全体でバランスを取りながら噛む力を受け止めています。そのため、1本でも歯が抜けたすき間ができると、周りの歯がそのバランスを補おうとして少しずつ動きはじめます。痛みがないからといってそのままにしておくと、気づかないうちにお口全体へ影響が広がっていくことがあります。

  • 隣在歯の傾斜: 抜けたすき間に向かって、両隣の歯が倒れ込むように傾いてくることがあります。傾いた歯はみがきにくく、むし歯や歯周病のリスクが上がることがあります。
  • 対合歯の挺出(ていしゅつ): 噛み合う相手を失った歯が、すき間に向かって伸び出てくることがあります。伸びた歯はかみ合わせを乱す原因になります。
  • かみ合わせの崩れ: 数本が動くだけで全体の噛み合わせが変わり、特定の歯や顎関節に負担が集中することがあります。
  • 噛む力・発音への影響: しっかり噛める歯が減ると、食べられるものが偏ったり、息が漏れて発音しにくくなったりすることがあります。
  • 見た目・心理面への影響: 前歯部の欠損は見た目に直結し、人前で笑いにくい・口元を隠してしまうといったお悩みにつながることがあります。

当院では、CTとお口全体の検査をもとに「失った歯そのもの」だけでなく、「その欠損が周りの歯やかみ合わせにどう影響しているか」を確認したうえでご提案しています。歯が動いてしまってから補おうとすると、傾いた歯を起こす・伸びた歯を整えるといった追加の処置が必要になり、治療が複雑になることがあります。だからこそ、痛みがなくても、欠損に気づいた段階で一度ご相談いただくことをおすすめしています。放置のリスクをふまえて補う方法を比べたい方は、インプラント・入れ歯・ブリッジの違いもあわせてご覧ください。

歯を補う3つの選択肢 ― インプラント・ブリッジ・入れ歯

歯を補う方法は、大きく分けてインプラント・ブリッジ・入れ歯の3つです。当院では、この3つに「優れている/劣っている」という順位はつけていません。それぞれ支え方も、周りの歯への影響も、費用も異なる別々の方法であり、あなたの欠損の状態とご希望に対してどれがより適しているか、という観点で一緒に選んでいきます。まずは、3つの違いをひと目で見比べてみましょう。

歯を補う3つの方法の比較(適応は診断により異なります)
比較軸インプラントブリッジ入れ歯(義歯)
支え方あごの骨に人工歯根を固定両隣の歯を削って橋渡し粘膜・残った歯で支える
取り外し固定式(外せない)固定式(外せない)取り外し式
周りの歯への影響両隣を削らない両隣の健康な歯を削るバネをかける歯に負担がかかることがある
外科処置必要(埋入手術)不要不要
見た目・噛み心地天然歯に近づけやすい比較的自然種類により差がある
費用(税込)自費 → インプラントの費用保険/自費保険/自費 → 入れ歯・義歯
多数歯欠損での選択肢オールオン4など本数が多いと適応外のことがある部分入れ歯〜総入れ歯

※どれが優れているということではなく、適応とご希望で選びます。適応の可否や本数は、CTを含む診断によって変わります。

インプラント ― あごの骨に固定する方法

インプラントは、失った歯の部分のあごの骨に人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、その上に被せ物を装着して歯の機能を取り戻す方法です。両隣の歯を削らずに済み、固定式のため自分の歯に近い感覚で噛みやすいことが特長です。一方で、埋入のための外科処置が必要で、費用は自費診療となります。骨の量が足りない場合は骨造成で対応できることもありますが、全身の状態によっては適さない場合もあるため、CTでの診断が前提になります。当院では、米国で補綴(歯を補う分野)を研鑽した村井(U.S. Trained Prosthodontist/インディアナ大学 M.S.D.)が治療方針を監修し、症例に応じた担当歯科医師が診断・治療を行います。くわしい流れや考え方はインプラント治療をご覧ください。

ブリッジ ― 両隣の歯で支える方法

ブリッジは、失った歯の両隣を削って土台にし、つながった被せ物で橋を架けるように歯を補う方法です。固定式で違和感が比較的少なく、保険が使える材料を選べる場合もあります。ただし、健康な両隣の歯を削る必要があること、支えとなる歯に噛む力の負担がかかること、土台の歯がむし歯や歯周病になると作り直しが必要になることなどに留意が必要です。失った歯の本数が多い場合は適応外になることもあります。

入れ歯(義歯) ― 取り外して使う方法

入れ歯は、取り外して清掃できる方法で、外科処置を伴わず、1本から多数歯まで幅広い欠損に対応できます。保険の入れ歯から、薄く軽い金属床(チタン床など)の自費の入れ歯まで選択肢があり、装着感やバネの目立ちにくさは種類によって差があります。残った歯やお口の状態に合わせて設計でき、調整しながら長く使っていけるのも特長です。当院で扱う入れ歯の種類は入れ歯・義歯でご紹介しています。

院長の経験では、最初から1つの方法に決めて来院される方は多くありません。むしろ「インプラントは手術が不安」「入れ歯は抵抗がある」「ブリッジで隣の歯を削るのは避けたい」と、それぞれに迷いを抱えてご相談に来られます。当院では、3つの方法それぞれの費用・期間・主なリスクを並べてご説明し、どれかへ誘導することはしません。比較の全体像をつかみたい方はインプラント・入れ歯・ブリッジの違いも参考になります。

多くの歯を失った方へ ― オールオン4という選択肢

「ほとんどの歯がぐらついている」「総入れ歯が合わずに噛めない」——多数歯欠損でお困りの場合は、1本ずつインプラントを入れる方法のほかに、片顎あたり少数(4本程度)のインプラントで橋渡し式の人工歯を固定するオールオン4(多数歯欠損)という方法があります。取り外し式の総入れ歯と比べて固定式で噛む力を回復しやすく、手術当日に仮歯が入る場合もあります。費用は自費診療で、適応の可否はあごの骨の状態などによって異なるため、CT診断のうえでご提案します。

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費用の目安(料金マスター準拠・税込)

「結局いくらかかるのか」は、最も気になるところだと思います。当院の主な費用は次のとおりで、表示はすべて税込です。インプラントは、診査・診断のあと、人工歯根や被せ物などの工程ごとに費用が積み上がる構成です。

  • インプラント: 相談・CT撮影は無料。人工歯根(フィクスチャー)が198,000円、上部のジルコニアクラウン(ベーシック)が176,000円など、工程ごとの料金です。総額は本数や被せ物の種類によって変わるため、インプラントの費用で内訳をご確認ください。
  • オールオン4(多数歯欠損): 3,300,000円(片顎・チタンフレーム+ジルコニア)が目安です。くわしくはオールオン4(多数歯欠損)をご覧ください。
  • 入れ歯(自費): 留め金が目立ちにくいエステティックデンチャーが220,000円、軽いチタン床のTi床義歯(チタン)が660,000円など、種類によって異なります。保険の入れ歯もご用意しています。種類は入れ歯・義歯をご覧ください。
  • ブリッジ: 保険・自費の選択肢があります。使う材料や本数で変わるため、診断時に書面でお見積りします。
  • いずれの自費治療もデンタルローン(分割)に対応しています。インプラントなど自由診療は医療費控除の対象となる場合があります。費用の全体像は料金表でもご確認いただけます。

院長の経験では、費用の総額そのものよりも「あとから追加でいくらかかるのか分からない」という不安を抱える方が多い印象です。当院では、診断のうえで治療計画と費用の内訳を書面でお渡しし、ご納得いただいてから治療を始めます。気になる点は、契約前にすべて確認していただけます。

治療内容・費用・期間・リスクについて

治療内容
歯を失った部位を補う自費治療(インプラント/オールオン4/自費の入れ歯)。インプラントはあごの骨に人工歯根を埋入し被せ物を装着、オールオン4は少数のインプラントで橋渡し式の人工歯を固定、自費の入れ歯は金属床などの取り外し式装置です。
費用(税込)
インプラント=相談・CT無料+人工歯根198,000円+ジルコニアクラウン176,000円など工程別(総額は本数等で変動)。オールオン4=3,300,000円(片顎)。自費の入れ歯=エステティックデンチャー220,000円・Ti床義歯(チタン)660,000円など。いずれも税込。
治療期間・回数の目安
インプラントは埋入から被せ物の装着まで数か月〜半年程度(骨の状態・骨造成の有無で変動)、入れ歯は型取りから完成・調整まで数週間〜が目安です。期間は症例により異なります。
主なリスク・副作用
外科処置に伴う腫れ・痛み・内出血、まれに神経や血管の損傷、骨と結合しないことによる再治療の可能性、術後の感染やインプラント周囲炎、咬み合わせの調整が必要になること。入れ歯は装着初期の違和感・痛み、バネをかける歯への負担など。喫煙・全身疾患・口腔清掃の状態により予後が左右されることがあります。

当院のインプラント治療では、長くお使いいただくための保証制度を設けています(適用には4ヶ月に1度のメインテナンスの継続・ナイトガード使用の条件があります)。保証の範囲や条件は、治療前にご説明します。

志木 中村彩華 院長

担当医からの一言

中村 彩華院長

「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃる患者さんは少なくありません。歯を失ったことは、決して恥ずかしいことではありません。痛みがなくても、抜けたままで気になっていることがあれば、どうか一人で抱え込まずにお話しください。当院は補綴を専門に学んだ歯科医師が在籍し、あなたに本当に合う方法を一緒に考えます。

当院の診療・監修体制

歯を補う治療では、診断と治療計画が重要です。当院では、米国で補綴を研鑽した村井(U.S. Trained Prosthodontist/インディアナ大学 M.S.D.)が、インプラント・オールオン4・ブリッジ・入れ歯を含む補綴分野の治療方針を監修します。実際の診断と治療は症例に応じた担当歯科医師が行います。診療・監修体制は医師紹介でご確認いただけます。

症例について

現在ウェブで公開している症例は小児矯正が中心ですが、インプラントをはじめとする補綴治療の実例はインプラントの症例一覧で順次ご紹介していきます。ご来院時には、あなたの状態に近いケースを、これまでの治療例を踏まえてご説明します。

治療の進め方・通院の目安

  • 相談・診査: お悩みを伺い、CT・口腔内検査で欠損の状態と周りの歯への影響を確認します。相談・CTは無料です。
  • 治療計画・お見積り: インプラント・ブリッジ・入れ歯それぞれの費用・期間・主なリスクを並べてご説明し、書面でお渡しします。
  • 治療: 選んだ方法で治療を進めます。インプラントは埋入手術から被せ物の装着まで、入れ歯は型取りから完成・調整まで複数回の通院が必要です。
  • メインテナンス: 補った歯を長く使うために、定期的なクリーニングと噛み合わせのチェックを行います。インプラントの保証は4ヶ月に1度の受診の継続とナイトガードの使用が条件になります。

よくあるご質問

Q. 歯が抜けたまま放置しても大丈夫ですか
A. 痛みがなくても、隣の歯が傾く・噛み合う歯が伸びてくる・かみ合わせが崩れるなど、お口全体に影響が広がることがあります。歯が動いてから補うと治療が複雑になることがあるため、早めのご相談をおすすめします。
Q. インプラント・ブリッジ・入れ歯はどれがいいですか
A. 「どれが一番よい」という正解はなく、失った本数・あごの骨の状態・周りの歯の状態・ご希望によって適した方法が異なります。当院では3つを並べてご説明し、どれかへ誘導することはしません。違いはインプラント・入れ歯・ブリッジの違いもご覧ください。
Q. 多くの歯を失っています。総入れ歯しかありませんか
A. 少数のインプラントで全体を固定するオールオン4(多数歯欠損)も選択肢になります。固定式で噛む力を回復しやすい方法です。適応はCT診断のうえでご提案します。
Q. 骨が足りないと言われましたが、インプラントは無理ですか
A. 骨造成で対応できる場合があります。まずはCTで骨の状態を確認し、可能性を含めてご提案します。
Q. 費用はどのくらいですか
A. インプラントは相談・CTが無料で、人工歯根や被せ物など工程ごとの料金です。オールオン4は片顎3,300,000円、自費の入れ歯はエステティックデンチャー220,000円などが目安です(いずれも税込)。総額は本数等で変わるため、インプラントの費用・料金表でご確認ください。
Q. インプラントはだれが担当しますか
A. 症例に応じた歯科医師が診断・治療を担当し、米国で補綴を研鑽した村井(U.S. Trained Prosthodontist/インディアナ大学 M.S.D.)が治療方針を監修します。詳しくは診療・監修体制をご覧ください。

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参考文献・出典

  1. 厚生労働省「歯科疾患実態調査(令和4年)」(喪失歯数・現在歯数等に関する全国調査)
  2. 8020推進財団(公益財団法人 8020推進財団)「8020運動」関連資料(歯の保存・喪失と口腔の健康に関する啓発)
  3. 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 公式サイト(一般の方向け情報・インプラント治療に関する解説)
  4. Pjetursson BE, Thoma D, Jung R, Zwahlen M, Zembic A. A systematic review of the survival and complication rates of implant-supported fixed dental prostheses (FDPs) after a mean observation period of at least 5 years. Clin Oral Implants Res. 2012; 23 Suppl 6: 22-38.
  5. Tan K, Pjetursson BE, Lang NP, Chan ESY. A systematic review of the survival and complication rates of fixed partial dentures (FPDs) after an observation period of at least 5 years. III. Conventional FPDs. Clin Oral Implants Res. 2004; 15(6): 654-666.

公的統計・学会ガイドライン・査読論文に基づき記載しています。

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この記事の監修

志木 中村彩華 院長

中村 彩華院長

お口から、お子さま・ご家族の健やかな成長を支えます。

担当分野: 小児矯正・マウスピース矯正・口腔機能・小児歯科

  • 広島大学歯学部 卒
  • インビザライン矯正認定医
  • 日本小児歯科学会 正会員
  • 日本口腔筋機能療法学会 正会員
  • 口育協会認定士
  • 日本睡眠歯科学会 正会員
  • 一般社団法人 Smart Dental Vision 理事長

公開日: 2026-06-10 / 最終更新日: 2026-06-20/ 監修: 中村 彩華(院長)

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