THE DENTAL OFFICE 志木駅前院

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前歯が閉じない開咬の矯正(大人の場合)― 原因の見分け方と、治療後の後戻り

前歯が閉じない大人の開咬について、歯の位置と骨格のどちらが原因かの見分け方、舌の癖・口呼吸との関係、ワイヤー・スクリュー・マウスピース・外科矯正の違い、後戻り対策と費用の例を整理しました。

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公開日: 2026-10-09 / 更新日: 2026-10-10 / 監修: 由井 靖子(歯科医師)

大人の矯正治療 デジタル診断の画面

奥歯で噛んでも上下の前歯の間にすき間が残る噛み合わせを、開咬(かいこう)といいます。オープンバイトとも呼ばれます。日本矯正歯科学会の開咬の診療ガイドライン(2023年)と、当院の担当医・料金をもとに説明します。

大人の開咬は矯正できるか、どの方法になるか

大人になってからでも、開咬は矯正の対象になります。成長を利用できないため、歯の位置の問題か骨格の問題かの見極めがより大切になります。

  • 歯の位置の問題(歯槽性)か、あごの骨格の問題(骨格性)かを、セファロ(頭部X線規格写真)などの検査で確かめてから方法を決めます。
  • 方法の候補は、ワイヤー矯正、奥歯を沈めるアンカースクリューの併用、動かす量が限られる場合のマウスピース矯正、骨格のずれが大きい場合の外科矯正です。
  • 開咬は後戻りしやすいため、保定装置と舌の癖などへの対応を、歯を動かし終えたあとも続ける前提で計画します。
  • 総額の例は、ワイヤー(上下全体)で1,036,200円〜1,524,600円、マウスピース(フルパッケージ)で1,094,500円〜1,138,500円です(保定装置を含み、アンカースクリューは含みません。税込・自由診療)。前提と期間の考え方は、下の「相談前に整理しておくこと」にまとめています。

大人の矯正全体の方法・費用・期間は志木駅前院の成人矯正にまとめています。お子さまの開咬は成長期の対応が中心になるため、子どもの開咬(前歯が閉じない)をご覧ください。

前歯が閉じない原因(歯の位置・骨格・舌の癖や口呼吸)

ガイドラインは、開咬を、歯の生えている位置による「歯槽性開咬」と、あごの骨の形や大きさによる「骨格性開咬」に分けています。骨格性開咬の多くは遺伝的な要因によるとされ、舌の癖などが長く続くと歯槽性から骨格性に移っていくこともあるとされています。どちらに当たるかで、マウスピースで対応できるか、アンカースクリューや手術を検討するかが変わります。

舌の癖や口呼吸との関係

ガイドラインによると、飲み込むときや話すときに舌を前に突き出す癖(舌突出癖)は、指しゃぶりよりも多く見られます。口呼吸や、それを招くアレルギー性鼻炎・扁桃肥大も、歯槽性開咬の関連因子とされています。ただし、舌の動きが開咬の原因なのか結果なのかは、因果関係が確立していません。舌の癖を直せば前歯が閉じるとは言えないため、歯を動かす矯正と、癖への対応を組み合わせて考えます。

開咬で困りやすいこと

日本矯正歯科学会は、開咬では前歯が噛み合わないため、食べ物をうまく噛み切れず、発音もうまくできないことが多いと説明しています。次のようなことが気になっていれば、相談の対象になります。

  • 前歯で食べ物を噛み切りにくい、話しにくさがある
  • 話すときや飲み込むときに、舌が前歯の間から見える
  • 口が開いていることが多い、鼻がつまりやすい
  • 以前に矯正をしたが、前歯がまた開いてきた
  • 大人になってから、前歯が閉じなくなってきた

大人になってから閉じなくなってきた場合は、顎関節の変化が関わっていることがあり、ガイドラインも下あごの関節の骨が吸収されて起こる開咬を別に扱っています。矯正の前に顎関節の検査が必要になることがあります。

矯正だけで閉じない場合と、後戻りしやすさ

大人の開咬で検討する方法(当院の適応基準は相談時にご説明します)
方法検討する場合開咬での注意点・限界
ワイヤー矯正(表側の装置)歯の位置の問題が中心の場合開咬の矯正は歯根吸収(歯の根が短くなること)が起こりやすい条件の一つとされています。
ワイヤー+アンカースクリュー奥歯を骨の方向へ沈めて前歯を閉じる必要がある場合ガイドラインでは「弱い推奨」。手術を避けられるかは根拠が不確かです。
マウスピース矯正歯の位置の問題で、動かす量が限られる場合仕上がりを予測しにくい面があります。骨格性の不正は適応外です。
外科矯正(手術と矯正の組み合わせ)骨格のずれが大きい場合条件を満たせば保険が適用されます。当院では、保険を使った手術前後の矯正は受けられません。

アンカースクリューは、あごの骨に小さなねじを固定し、歯を動かすときの支えにする装置です。開咬では奥歯を骨の方向へ沈めることで、下あごが前上方へ回転し、前歯が閉じる方向へ動くことが示唆されています。周りの歯ぐきの炎症・感染、グラつき・脱落、まれに破折や歯の根への接触といったリスクがあります。当院で使う製品は、使う前に製品名をご説明します。

あごの手術を前提とした矯正は、届出をした医療機関で手術と一体で行う場合に保険が適用されます(仕組みは大人の受け口の矯正で説明しています)。装置そのものの違いはマウスピース矯正とワイヤー矯正の比較をご覧ください。

治療後に前歯がまた開かないために

ガイドラインは、開咬は後戻りの傾向が強く、長期の安定性を示す根拠は十分には得られていないとしています。アンカースクリューで奥歯を沈めた大人の治療でも一定の後戻りが報告されており、手術の有無にかかわらず、治療後に前歯が再び開く人が一定の割合でいます。

  • 保定装置(リテーナー:動かした歯を新しい位置にとどめる装置): 日本矯正歯科学会は、通常1年以上、できるだけ毎日使う必要があるとしています。保定装置の種類による安定性の違いは、コクランのレビュー(2023年)でも確かな根拠が乏しいとされており、種類はお口の状態に合わせて選びます。
  • 癖への対応: 舌の位置や口呼吸への対応は、保定期間にも続けます。口腔筋機能療法(MFT:舌の位置や飲み込み方を練習で整える方法)を組み合わせると後戻りが少なかったという報告はありますが、研究の質は高くなく、大人での効果は分かっていません。
  • 早めの受診: 日本矯正歯科学会は、後戻りが目立ってきても、早い段階なら短期間の再治療で済むことが多いとしています。

ワイヤー矯正の保定装置の料金は33,000円(税込)です。開咬での保定期間は、診断のあとにご説明します。保定装置の使い方は矯正後の保定と後戻りにまとめています。

志木駅前院で開咬を診断するときの考え方

  • 検査: パノラマ(歯とあご全体のレントゲン)、CT、セファロで、歯の位置と骨格を分けて見ます。初回の来院でCTなどの検査まで行えます。他院で撮ったセファロやCTのデータも診断に使えます。
  • ワイヤー矯正とアンカースクリュー: 日本矯正歯科学会の認定医で、東京科学大学 矯正歯科に所属する由井靖子医師が担当します。診療日は火・金・土曜のいずれか(固定ではありません)のため、相談日は予約のときに調整します。
  • マウスピース矯正と口の機能: インビザライン矯正認定医(製造元アライン・テクノロジー社の認定制度)で、日本口腔筋機能療法学会の正会員でもある中村彩華院長が担当します。マウスピースが向くかどうかは、ワイヤーの場合と並べてご説明します。
  • MFT: 行うかどうかと、その回数・期間・費用は診断のあとにご説明します。お口の機能の管理はお口の機能の検査と管理で説明しています。鼻の病気が疑われる場合は、耳鼻咽喉科での確認が必要になることがあります。
  • 手術が必要な場合: 当院は顎口腔機能診断料の届出をしていないため、手術の前後の矯正を当院で保険を使って受けることはできません。東京科学大学へご紹介します。
  • 前歯の被せ物がある場合: まず矯正を行い、矯正が終わってから被せ物を考えます。矯正後の被せ物の治療方針は、米国補綴専門医の村井亮介医師が監修します。

装置の特徴は志木のワイヤー矯正と志木のマウスピース矯正、担当医の経歴は医師紹介をご覧ください。

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開咬の相談前に整理しておくこと(費用・期間・リスク)

手術を伴わず、厚生労働大臣が定める疾患にも当たらない開咬の矯正は、公的医療保険の適用外(自由診療)です。下の例は、成人矯正の案内と同じく1〜3年とし、ワイヤーは月1回の調整(12〜36回)、マウスピースは3か月に1回の定期チェック(4〜12回)とした場合の例です。どちらも保定装置を含みます。実際の総額は診断のあとにお見積りします。金額はすべて税込です。

ワイヤー矯正(上下全体)の場合

  • 装置料880,000円〜1,210,000円+診断料(セファロあり)27,500円+パノラマ5,500円+CT11,000円+調整料6,600円×12〜36回+保定装置33,000円=1,036,200円〜1,524,600円
  • 装置の取り外しは費用なしで、上の金額のほかにはかかりません。

マウスピース矯正の場合

  • フルパッケージ990,000円+精密検査33,000円+パノラマ5,500円+CT11,000円+定期チェック5,500円×4〜12回+保定用マウスピース上下33,000円=1,094,500円〜1,138,500円
  • 上の例はフルパッケージで計算しています。モデレートパッケージ(770,000円)とフルパッケージのどちらになるかは、診断のあとにご説明します。追加が必要になった場合は、追加アライナー110,000円がかかります。

アンカースクリューを使う場合は、どちらの例にも1本あたり110,000円(税込)が使う本数分加わります。料金表全体と医療費控除の考え方はワイヤー矯正の費用とマウスピース矯正のパッケージ別費用にあります。

期間と、スクリュー・MFTで増える通院

  • 期間: 当院の成人矯正の目安は、ワイヤー(上下全体)でおおよそ1〜3年です。開咬での期間と通院間隔はお口の状態によって異なるため、診断のあとにご説明します。一般的な流れは矯正相談から治療開始までの流れをご覧ください。
  • マウスピース: 1日20〜22時間の装着が推奨されています(製造元の案内)。外している時間が長いと計画どおりに進みません。
  • アンカースクリュー: 植立と撤去の処置があります。当院で使う製品は、使う前に製品名をご説明します。
  • MFT: 行う場合は自宅での練習が必要です。
  • 外科矯正: あごの手術では入院が必要です。入院期間や仕事への影響は、手術を担当する医療機関で確認します。

相談で聞いておきたいこと

  • 歯の位置の問題か、骨格の問題か。その判断に使った検査
  • 舌の癖や口呼吸があるか。耳鼻咽喉科での確認が必要か
  • アンカースクリューや手術を提案する、または提案しない理由
  • 見積りに含まれるもの(装置料、検査・診断、通院ごとの費用、スクリュー、保定装置、MFT)と含まれないもの
  • 保定期間と、保定中に続けること

初回相談は無料です(ワイヤー矯正の2回目以降の相談は5,500円・税込)。LINEで写真を送って事前に相談することもできますが、骨格の問題かどうかは写真では判断できないため、来院して検査をしてからお伝えします。大人の矯正の症例(叢生・噛み合わせのずれ)もご覧いただけます(開咬の症例ではありません)。当院は東武東上線 志木駅南口から徒歩2分(埼玉県新座市)で、朝霞市・富士見市方面からも東武東上線で通えます。

下の前歯が前に出ている噛み合わせもある場合は、大人の受け口の矯正もあわせてご覧ください。

治療内容・費用・期間・リスクについて

治療内容
ワイヤー(表側の装置)またはマウスピース型矯正装置(インビザライン。薬機法上の承認を受けていない医療機器です。詳しくはページ内の表示をご覧ください)で、前歯が閉じない噛み合わせ(開咬)を整える矯正治療です。必要に応じて歯科矯正用アンカースクリューを併用します。骨格の問題が大きい場合は外科矯正をご提案することがあり、あごの手術が必要な場合は東京科学大学へご紹介します。舌や唇の使い方への対応(MFT)を行うかは診断によります。
費用(税込)
ワイヤー矯正(上下全顎)の総額の例は1,036,200円〜1,524,600円(装置料880,000円〜1,210,000円、診断料(セファロあり)、パノラマ、CT、調整料6,600円×12〜36回、保定装置33,000円を含みます)。マウスピース矯正の総額の例は1,094,500円〜1,138,500円(フルパッケージ990,000円、精密検査、パノラマ、CT、定期チェック5,500円×4〜12回、保定用マウスピース上下を含みます)。アンカースクリューを使う場合は1本あたり110,000円が加わります。ワイヤーは調整12〜36回、マウスピースは定期チェック4〜12回とした場合の例で、実際の総額は診断のあとにお見積りします。ディスキング・アタッチメントセット(1回ごとに5,500円)、必要な場合の自費抜歯(1本あたり6,600円〜16,500円)、MFTを行う場合の費用は含みません。すべて税込・公的医療保険適用外の自由診療で、通院回数や追加の処置により総額は変わります。
治療期間・回数の目安
当院の成人矯正の目安は、ワイヤー(上下全体)でおおよそ1〜3年、通院は月1回程度です。マウスピース矯正は3か月に1回の定期チェックが目安です。日本矯正歯科学会は、大人は期間が長くなることが多いとしています。開咬での期間と通院回数は診断のあとにご説明します。動かしたあとに保定の期間があります。
主なリスク・副作用
開咬は治療後に前歯が再び開く後戻りが起こりやすい噛み合わせです。開咬は矯正治療による歯根吸収の危険因子の一つとされています。装置による痛み・違和感、発音のしにくさ、清掃が不十分な場合のむし歯・歯周病、歯肉退縮が生じることがあります。アンカースクリューには、周りの歯ぐきの炎症・感染、グラつき・脱落、まれに破折や歯の根への接触のリスクがあり、装着中の不快感があります。マウスピースは装着時間が足りないと計画どおりに進まないことがあり、開咬では仕上がりを予測しにくい面があります。前歯が閉じきらない場合や後戻りした場合は、治療期間の延長や追加の費用が生じることがあります。

よくあるご質問

Q. 以前に矯正で閉じた前歯が、また開いてきました。もう一度治せますか?
A. 再治療できる場合があります。大人になってから開いてきた場合は、顎関節の変化が関わっていることもあるため、まず顎関節を含めて原因を確かめます。開咬では原因や後戻りの程度によって、再治療の方法と期間が変わります。日本矯正歯科学会は、早い段階なら短期間の再治療で済むことが多いとしています。
Q. アンカースクリューを使えば、手術をしなくて済みますか?
A. そうとは限りません。ガイドラインは、手術を避けられるかについて根拠の確実性が低いとしています。骨格のずれの大きさを検査で確かめ、スクリューを使う矯正と外科矯正の見通しを比べてご説明します。
Q. 舌のトレーニングだけで、閉じない前歯は閉じますか?
A. 閉じるとは言えません。前歯を閉じるのは主に矯正で歯を動かすことで、練習は治療後の後戻りを減らすために組み合わせる位置づけです。
Q. 鼻がつまりやすく、口で呼吸していることが多いです。歯科の前に耳鼻科に行くべきですか?
A. 歯科の相談の際に鼻の症状をお伝えください。耳鼻咽喉科での確認が必要かどうかも含めてお話しします。
Q. 写真を送って、手術が必要かどうかだけ先に知ることはできますか?
A. 写真だけでは、骨格の問題かどうかは判断できません。日本矯正歯科学会も、マウスピース型装置の治療には、来院しての診察・検査・診断が必要だとしています。来院していただき、検査をしてからお伝えします。
Q. マウスピース矯正だけで開咬は治せますか?
A. 検討できるのは、歯の位置の問題で、動かす量が限られる場合です。大人の開咬にマウスピースを使った報告では、主に前歯を伸ばす動きで閉じており、仕上がりを予測しにくい面があります。骨格の問題による開咬は、マウスピース単独の適応外とされています。

参考文献・出典

  1. 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療の診療ガイドライン(前歯部)開咬編」第1版(2023年、Minds掲載、2026年10月9日確認)。開咬の分類、舌の癖・口呼吸、各方法の推奨度、後戻り
  2. 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」(2020年公開・2024年更新、2026年10月9日確認)。噛み切りにくさ・発音、期間、保定、後戻りの再治療
  3. 公益社団法人 日本矯正歯科学会「歯科矯正用アンカースクリューガイドライン 第二版」(第一版は2012年、2026年10月9日確認)。アンカースクリューの仕組みとリスク
  4. 公益社団法人 日本矯正歯科学会「アライナー型矯正装置による治療指針」(2017年、2026年10月9日確認)。マウスピースの適応(骨格性の不正は適応外)
  5. 公益社団法人 日本矯正歯科学会「マウスピース型矯正装置による治療に関する見解 第2版」(2022年、2026年10月9日確認)。来院しての診察・検査・診断の必要性
  6. Bunta O, et al. Diagnostics. 2025;15(6):724. 論文ページ(2026年10月9日確認)。ナラティブレビュー。舌の動き・口呼吸と開咬の関係
  7. Smithpeter J, Covell D Jr. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2010;137(5):605-614. DOI(2026年10月9日確認)。観察研究。MFTを組み合わせた場合の後戻り
  8. González Espinosa D, et al. Prog Orthod. 2020;21:35. 論文(2026年10月9日確認)。システマティックレビュー。アンカースクリューで奥歯を沈めた治療と後戻り
  9. Greenlee GM, et al. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2011;139(2):154-169. PubMed(2026年10月9日確認)。メタアナリシス。開咬の治療後の安定性
  10. Olteanu ND, et al. Medicina. 2025;61(6):1113. 論文ページ(2026年10月9日確認)。スコーピングレビュー。大人の開咬へのマウスピースの使用
  11. Martin C, Littlewood SJ, Millett DT, et al. Cochrane Database Syst Rev. 2023;(5):CD002283. 書誌情報(2026年10月9日確認)。システマティックレビュー。保定装置の種類と安定性(開咬に限定した解析ではありません)

料金は当院の料金表(税込)、担当医の分担と検査の内容は当院の診療体制にもとづきます。

開咬の矯正を考えるときの関連ページ

→ 大人の矯正(成人矯正)の方法・費用・期間は、志木駅前院の成人矯正のページでまとめて確認できます。

この記事の監修

志木 由井靖子 歯科医師(日本矯正歯科学会 認定医)

由井 靖子歯科医師

日本矯正歯科学会の認定医として、ワイヤー矯正を担当しています。

担当分野: ワイヤー矯正

  • 日本大学歯学部 卒業
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • 東京矯正歯科学会 所属
  • 東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)矯正歯科 所属

公開日: 2026-10-09 / 最終更新日: 2026-10-10/ 監修: 由井 靖子(歯科医師)

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未承認医療機器について(インビザライン(マウスピース型矯正装置))

未承認医療機器であること
インビザラインは、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器(完成物薬機法対象外の矯正装置)です。歯科医師の責任のもと使用しています。
入手経路
米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である、アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社から入手しています。装置は患者さんごとに海外で製作されます。
国内の承認医療機器の有無
国内には、薬機法の承認を受けた他社のマウスピース型矯正装置があります。
諸外国における安全性等の情報
米国では、食品医薬品局(FDA)から医療機器としての認可(510(k))を受けており、世界の多くの国で使われています。歯の移動に伴う痛み・違和感、装置が合わないなどのリスクがあり、詳しくは各治療ページの「リスク・注意点」でご説明しています。
医薬品副作用被害救済制度
薬機法上の承認を受けていない医療機器のため、万一重篤な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。
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