前歯のすき間を整える方法には、歯を動かして閉じる矯正と、歯の形を足して埋めるダイレクトボンディングやベニアがあり、組み合わせることもあります。どれが合うかは、すき間の原因と大きさ、歯ぐきの状態で変わります。
大人のすきっ歯は、矯正で閉じるか形で埋めるかを、原因を確かめてから選びます
真ん中のすき間は、原因によって治療の方法や時期、保定の仕方が変わるため、原因の診断を先に行う必要があるとされています。
- 歯の大きさ、抜けたままの歯、上唇の内側のすじ(上唇小帯)、歯周病、舌の癖など、原因で方法と後戻りのしやすさが変わります。
- 大人になってからすき間が広がってきた場合は、歯周病で歯が動いていないかを先に確認します。
- すき間や傾きが大きい場合は、形を足す方法より矯正が適することがあります。どこまでを形で埋めるかは検査をしてから決めます。
- 矯正で閉じたすき間は戻りやすいため、治療後の保定が欠かせません。
- 真ん中のすき間を2本で埋める場合の総額例(税込)は、ダイレクトボンディング88,000円からフェルドスパシックラミネートベニア427,000円までです。矯正で閉じる場合は、片顎のマウスピースで363,000円、ワイヤーの部分矯正で486,200円〜864,600円です(どちらも保定装置を含みます。通院回数の前提は後半の費用の表に記載)。
大人の矯正全体は志木駅前院の成人矯正にまとめています。
すき間ができる原因と、そのままにした場合のこと
大人のすき間で確認する主な原因は次のとおりです。
| 原因 | 手がかり | 検討する方法 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 歯が小さい・細い(上の横の前歯など) | すき間が何か所かにある、歯が細い | 形を足す方法、矯正、その組み合わせ | 動かすだけでは歯の大きさは変わりません |
| 歯が抜けたままになっている | 周りの歯が傾いたり、すき間が広がったりしている | 矯正ですき間を集めてから、抜けた所を補う | 抜けた所の治療と合わせて計画 |
| 上唇の内側のすじ(上唇小帯) | すじが太く、歯ぐきの近くまで付いている | 矯正。すじの処置を組み合わせることもある | 処置の要否は診断のあとにご説明します |
| 歯周病で歯が動いた | 最近すき間が広がってきた、歯がぐらつく、歯ぐきから血が出る | 歯周病の治療を先に行い、そのあと矯正や形の治療を検討 | 形だけで埋めても歯周病は残ります |
| 舌で前歯を押す癖 | 舌が前歯に当たっている | 矯正と、癖への対応 | 癖への対応は開咬の記事で説明 |
歯が重なっている場合は大人の歯並びのガタガタ(叢生)の矯正をご覧ください。舌の癖とその練習(MFT)は大人の開咬(前歯が閉じない)、噛み合わせが深い場合は大人の過蓋咬合の矯正で説明しています。上唇小帯はすき間の原因に関わりうるとされています。日本補綴歯科学会は、歯が抜けたままだと歯並びが変わり、すき間に食べかすがたまりやすくなると説明しています。
最近すき間が広がってきたときは、歯周病の確認が先です
日本歯周病学会の監修資料では、歯周病が進むと歯が動いてすき間が大きくなったり、前に出てきたりすると説明されています。欧州歯周病学会のガイドライン(重度の歯周炎が対象)は、動いた歯を矯正で戻すのは歯周治療の目標を達成してからにし、その後も管理と保定を続けることを勧めています。治療は歯周病治療をご覧ください。
形で埋める方法の限界と、閉じたすき間の後戻り
すき間が大きいときは、矯正と組み合わせることがあります
ベニアやボンディングは歯の幅を足して埋める方法です。すき間や傾きが大きい場合は、矯正で寄せてから形を整える方法と比べます。2本で埋めるか、横の前歯まで含めて4本で配分するかは、すき間の幅や歯の大きさを検査してから決めます。抜けた歯がある場合に、矯正ですき間を1か所に集めてから補う方法も日本補綴歯科学会誌で紹介されています。
ベニアやボンディングは歯を動かさないため、歯周病や舌の癖など、すき間ができた原因はそのまま残ります。埋めたあとに歯が動くと、別の場所にすき間が出ることがあります。
歯を削って被せ物で並んで見せる方法(いわゆるセラミック矯正)は歯を大きく削るため、ここでは扱いません。前歯の被せ物のやり直しも考えている場合は、矯正を先に行います。差し歯を含めた比較は前歯をセラミックにする前に比べたい方法をご覧ください。
閉じたすき間は、また開きやすいことを前提に考えます
矯正で真ん中のすき間を閉じたあと、また開く割合は、海外の研究で8〜60%と大きく違います。後戻りの数え方や対象(思春期の治療、抜歯を伴う矯正など)が研究ごとに違うためです(当院の治療成績ではありません)。治療前のすき間が大きい人や、家族に同じすき間がある人で戻りやすかったという報告があります。
ワイヤー矯正の保定装置(歯の位置を保つ装置)の料金は33,000円(税込)です。保定装置の種類と使う期間は、診断のあとにご説明します。使い方は矯正後の保定と後戻りをご覧ください。
志木駅前院での診断と、方法の選び方
検査で確かめること
どの方法が合うかは、噛み合わせ、歯ぐき、骨の状態を診てから決めます。矯正を検討する場合は、パノラマやCTで歯の根と骨を確認します。初回の来院でCTなどの検査まで行うこともでき(有料)、ほかの歯科医院で撮ったデータも使えます。
| 方法 | 歯への処置 | 向くすき間 | 担当・監修 |
|---|---|---|---|
| マウスピース矯正 | 削らずに歯を動かす(歯の間をわずかに削ることがある) | 移動量の少ない軽いすき間 | 中村彩華院長 |
| ワイヤー矯正(表側) | 削らずに歯を動かす | すき間の大きさ、噛み合わせによる | 由井靖子医師 |
| 形を足す方法(ダイレクトボンディング、コンポジットベニア、ラミネートベニア、フェルドスパシックラミネートベニア) | ボンディングとコンポジットベニアはレジン(歯科用の樹脂)を足す。ラミネートとフェルドスパシックは歯の表面を少し削って貼る(削らない場合もあります) | 軽いすき間 | 村井亮介医師が監修 |
| 寄せてから整える | 矯正ですき間を集めたり小さくしたりしてから、形を足す | すき間が大きい、何か所かにある、歯が小さい | 矯正の担当医と村井亮介医師が連携 |
日本矯正歯科学会は、マウスピース型の装置が向くのは軽いすき間など歯の移動量が少ない症例で、骨格に原因がある症例には適さず、診察・検査・診断にもとづいて行うべきだとしています(2019年の見解)。日本歯科審美学会も、ベニアとダイレクトボンディングの対象をすき間の改善や軽い歯並びの修正としています。素材の違いと治療の流れはラミネートベニアで説明しています。
担当医
ワイヤー矯正は、日本矯正歯科学会 認定医で東京科学大学 矯正歯科に所属する由井靖子医師が担当します(診療日は火・金・土のいずれか)。マウスピース矯正は、インビザライン矯正認定医(製造元アライン・テクノロジー社の認定制度)の中村彩華院長が担当します。ダイレクトボンディングとベニア、矯正後の被せ物の治療方針は、米国補綴専門医の村井亮介医師が監修し、実際の診療は担当歯科医師が行います。担当医の経歴は医師紹介に載せています。
相談の前に整理しておきたいこと(費用・期間・リスク)
真ん中のすき間を2本で整える場合の費用
上の前歯2本の間のすき間を、2本に形を足して埋める場合と矯正で閉じる場合の総額例です(すべて税込・公的医療保険適用外の自由診療)。
| 方法 | 内訳 | 総額の例 | 保証 |
|---|---|---|---|
| ダイレクトボンディング | 1歯44,000円×2 | 88,000円 | 2年(無償でやり直します) |
| コンポジットベニア | (1歯88,000円+形成・セット料金5,500円)×2 | 187,000円 | 2年(装着から1年以内は無償で再製作します。1年を超え2年以内は、再製作費用の50%をご負担いただきます) |
| ラミネートベニア | (1歯132,000円+形成・セット料金5,500円)×2 | 275,000円 | 5年(装着から1年以内は無償で再製作します。1年を超え5年以内は、再製作費用の50%をご負担いただきます) |
| フェルドスパシックラミネートベニア | (1歯208,000円+形成・セット料金5,500円)×2 | 427,000円 | 5年(装着から1年以内は無償で再製作します。1年を超え5年以内は、再製作費用の50%をご負担いただきます) |
| マウスピース矯正(片顎のパッケージ) | 装置料275,000円+検査+3か月に1回の定期チェック4回+保定用マウスピース(片顎) | 363,000円 | 診断のあとにご説明します |
| ワイヤーの部分矯正 | 装置料330,000円〜550,000円+検査・診断(セファロあり)+月1回の調整12〜36回+保定装置33,000円 | 486,200円〜864,600円 | 診断のあとにご説明します |
- 矯正の総額例は、片顎のマウスピースは定期チェック4回(1年)、ワイヤーの部分矯正は月1回の調整12〜36回とした場合の例です。部分矯正は期間が短く済むこともあり、実際の総額は診断のあとにお見積りします。考え方は前歯の部分矯正でできること・できないことと費用で説明しています。
- 料金表ではライトパッケージ(装置料550,000円)の目安に「すきっ歯」が挙がっています。どちらになるかは診断のあとにご説明します。
- マウスピースのディスキング・アタッチメントセット(1回ごとに5,500円)と追加アライナー(110,000円)は総額に含みません(片顎のパッケージには追加アライナーが含まれていません)。
- ベニアとダイレクトボンディングの総額には、治療前の検査、むし歯や歯周病の治療、仮歯(必要な場合に1歯5,500円)、保証の条件のナイトガード(33,000円)を含みません。矯正の総額例も、むし歯や歯周病の治療は含みません。
- すき間が何か所かにある場合の料金はラミネートベニアの費用と前歯をセラミックにする前に比べたい方法をご覧ください。
- 矯正で寄せてから形を整える場合は、両方の費用がかかります。
成人矯正の症例には、すきっ歯を主な悩みとした症例は現在ありません。料金表全体は料金表、矯正の料金はマウスピース矯正の費用とワイヤー矯正の費用に載せています。デンタルローン(エポス、スルガ銀行「デンタルローンプラス」)も利用できます。適用利率・ご利用可能額は審査により決まります。詳しくはお問い合わせください。見た目を整える目的の費用は、医療費控除の対象にならないことがあります(国税庁)。
保証の内容
ダイレクトボンディングはやり直し、ベニアは段階制の再製作で対応し、返金はしません。起算日は装着日で、フェルドスパシックもラミネートベニアと同じです。治療時に予測できなかった歯の移動などは対象外です。詳しくは保証制度をご覧ください。
ご相談・カウンセリングは無料/LINEでもお口の写真を送って無料で相談できます
無理におすすめしません / 相談だけでも歓迎 / 費用は事前にご説明
すき間を閉じる間・埋めるときの通院
- 矯正: 当院の成人矯正の目安は、ワイヤー(上下全体)でおおよそ1〜3年です。すき間を閉じる範囲が狭い場合の期間は、診断のあとにご説明します。流れは矯正相談から治療開始までの流れをご覧ください。
- マウスピース: 1日20〜22時間の装着が推奨されています(製造元の案内)。食事と歯みがきのときは外します。
- ワイヤー: 装置は付けたままです。付けた直後の痛みは成人では1週間程度続くことがあり(日本矯正歯科学会)、調整のたびの痛みは1〜3日ほどです(当院の説明)。
- ベニア: 当院では最低2回の通院で、仮歯の段階で修正が入ると増えます。
- ダイレクトボンディング: 口の中で直接形を作り、当院では1回の来院で終わります。
相談をおすすめするとき
- すき間が最近広がってきた、歯がぐらつく、歯ぐきから血が出る
- ほかの歯科医院で被せ物やベニアを勧められ、矯正と比べたい
- 以前の矯正のあとに、すき間が戻ってきた
- 歯をできるだけ削らずに整えたい
来院前に、LINEで歯並びの写真を送ってご相談いただくこともできます(方法は検査をしてから決めます)。日本臨床矯正歯科医会は、手軽さや安さだけで治療を選ばないよう呼びかけています。お子さまのすき間については子どもの正中離開で説明しています。当院は東武東上線 志木駅南口から徒歩2分(埼玉県新座市)で、朝霞市・富士見市方面からも東武東上線で通えます。
治療内容・費用・期間・リスクについて
- 治療内容
- 前歯のすき間を整える自由診療です。マウスピース型矯正装置(インビザライン。薬機法上の承認を受けていない医療機器です。詳しくはページ内の表示をご覧ください)または表側のワイヤー装置で歯を動かしてすき間を閉じる方法、ダイレクトボンディング・コンポジットベニア(レジンを足す)、ラミネートベニア・フェルドスパシックラミネートベニア(歯の表面を少し削って薄いセラミックや陶材を貼る)で形を足す方法、矯正で寄せてから形を整える方法があります。歯周病の治療を先に行う場合があります。
- 費用(税込)
- 2本の総額例は、ダイレクトボンディング88,000円(1歯44,000円×2)、コンポジットベニア187,000円、ラミネートベニア275,000円、フェルドスパシックラミネートベニア427,000円です(ベニアは1歯の料金と形成・セット料金を含み、治療前の検査、むし歯や歯周病の治療、仮歯(1歯5,500円)、ナイトガード(33,000円)を含みません)。矯正は、片顎のマウスピース(装置料275,000円)で363,000円(精密検査、パノラマ、CT、3か月に1回の定期チェック4回(1年とした場合)、保定用マウスピース(片顎)を含む)、ワイヤーの部分矯正(装置料330,000円〜550,000円)で486,200円〜864,600円(診断料(セファロあり)、パノラマ、CT、月1回の調整12〜36回、保定装置33,000円を含む)です。むし歯や歯周病の治療、ディスキング・アタッチメントセット(1回ごとに5,500円)、追加アライナー(110,000円)は含みません。すべて税込・公的医療保険適用外の自由診療で、実際の総額は診断のあとにお見積りします。
- 治療期間・回数の目安
- 当院の成人矯正の目安は、ワイヤー(上下全体)でおおよそ1〜3年、通院は月1回程度です。マウスピース矯正は3か月に1回の定期チェックが目安です。日本矯正歯科学会は、大人は期間が長くなることが多いとしています。すきっ歯での期間と通院回数は診断のあとにご説明します。動かしたあとに保定の期間があります。ダイレクトボンディングは1回の来院で終わり、ベニアは最低2回の通院で、仮歯の段階で修正が入ると増えます。歯周病の治療を先に行う場合や、矯正のあとに形を整える場合は、期間と回数が増えます。
- 主なリスク・副作用
- 矯正では、装置による痛みや違和感、発音のしにくさ、歯根吸収、歯肉退縮が起こることがあり、保定を怠るとすき間が再び開くことがあります。マウスピースは装着時間が足りないと計画どおりに進まないことがあります。ラミネートベニアとフェルドスパシックラミネートベニアは歯の表面を削るため、削った歯は元に戻りません。ベニアは欠け、割れ、外れることがあります。レジンを使うダイレクトボンディングとコンポジットベニアは、境目の変色や表面の荒れが出やすく、欠けることがあります。形を足す方法では、すき間が大きいと歯が大きく見えることがあり、歯周病や癖などの原因は残ります。経過には個人差があります。
よくあるご質問
- Q. 以前矯正したのに、すき間がまた開いてきました。どうすればよいですか?
- A. すき間は後戻りしやすい歯並びの一つです。保定装置を使わなくなった時期や歯ぐきの変化を確認し、矯正で閉じ直すか、形を足して整えるかを比べます。歯周病で歯が動いている場合は、その治療を先に行います。保定装置の扱いは矯正後の保定と後戻りにまとめています。
- Q. ベニアやボンディングで埋めたあと、すき間が開いてきたらどうなりますか?
- A. 歯が動いてすき間が開いた場合、治療時に予測できなかった歯の移動は保証の対象外です。原因を確認してから、作り直しや矯正を含めて相談します。
- Q. 歯ぐきが下がって、歯の根元に三角のすき間ができました。同じ方法で閉じられますか?
- A. 根元の三角のすき間は、歯ぐきが下がったことで目立つもので、矯正で歯を寄せる方法とは分けて考えます。日本歯周病学会は、被せ物で対応する方法もあるものの、歯を削る必要があると説明しています。ダイレクトボンディングなどで埋めるかどうかは、相談時にご説明します。
- Q. 上唇の内側のすじを切る必要がありますか?
- A. すじが太く、すき間の原因に関わっている場合に検討します。すじを切るだけでは閉じない例が多く、矯正と組み合わせたほうが見通しを立てやすかったという報告があります(大人の結果として示されたものではありません)。処置の要否、時期、費用は診断のあとにご説明します。
- Q. 仕事中に装置が目立たない方法はありますか?
- A. マウスピース矯正の装置は透明で、食事と歯みがきのときは外せます。ただし、外している時間が長いと計画どおりに進みません。ワイヤーの装置の見た目の違いは、相談時にご説明します。ダイレクトボンディングやベニアは、治療が終われば付けておく装置はありません。
→ 大人の矯正(成人矯正)の方法・費用・期間は志木駅前院の成人矯正にまとめています。
参考文献・出典
- Abrahams R, Kamath G. Dental Update. 2014;41(5):457-464. 論文ページ(要旨を確認)。原因の診断を治療の前に行うこと。
- Khan S, et al. Dental Update. 2014;41(10):867-874. 論文ページ(要旨を確認)。小さい側切歯への対応。
- 公益社団法人 日本補綴歯科学会「補綴歯科なんでも質問箱」(公開年記載なし)。歯が抜けたままの場合の歯並びの変化。
- 前田早智子「矯正医が補綴医に期待すること」日本補綴歯科学会誌 2017;9(2):109-115。すき間を1か所に集めてから補う考え方。
- Delli K, et al. Quintessence Int. 2013;44(2):177-187. 書誌情報。上唇小帯とすき間。
- Suter V, et al. Quintessence Int. 2014;45(1):57-66. 書誌情報。小帯の切除と矯正の併用。
- 日本歯周病学会 監修『ペリオブック』(2024年公開・2025年更新)。歯周病によるすき間の広がりと歯の移動。
- 特定非営利活動法人 日本歯周病学会「歯周病Q&A 歯周病の治療」(公開年記載なし)。歯ぐきが下がってできるすき間と被せ物での対応。
- European Federation of Periodontology. Treatment of stage IV periodontitis(Herrera D et al. J Clin Periodontol 2022 の図解版)。歯周病で動いた歯の矯正の時期(重度の歯周炎が対象)。
- 公益社団法人 日本矯正歯科学会 マウスピース型矯正装置による治療についての見解(2019年)。マウスピース型装置の適応。
- 公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」(2020年公開・2024年更新)。成人の痛みの目安、治療期間、保定の必要性。
- 一般社団法人 日本歯科審美学会「歯の形をきれいにしたい」(2010年6月1日現在の情報)。ベニアとダイレクトボンディングの対象。
- Elkaffas AA, et al. Materials. 2024;17(14):3514. 論文ページ。レジンのベニアの境目の変色と表面の荒れ(2年の追跡)。
- Shashua D, Årtun J. Angle Orthod. 1999;69(3):257-263. 論文ページ。後戻り49%と、すき間の大きさ・家族歴との関係。
- Morais JF, et al. J Appl Oral Sci. 2014;22(5):409-415. 論文ページ。後戻り60%。
- Carruitero MJ, et al. Angle Orthod. 2020;90(5):627-633. 論文PDF。抜歯を伴う矯正後の後戻り8.33%。
- Align Technology, Inc. "Cases for Invisalign"(2024年)。1日20〜22時間の装着推奨。
- 公益社団法人 日本臨床矯正歯科医会「歯と歯並びのニューズレター Vol.7」(2020年)。手軽さや安さで治療を選ばないよう呼びかける記述。
- 国税庁 タックスアンサー No.1128(令和8年4月1日現在法令等)。見た目を整える目的の費用と医療費控除。
出典はいずれも2026年10月9日に確認しました。料金、保証、支払い方法は当院の料金表と保証制度(2026年10月9日時点)にもとづきます。研究の数値は海外の文献によるもので、当院の治療成績ではありません。担当医の分担は当院の診療体制にもとづく説明です。
すき間の治療を考えるときの関連ページ
この記事の監修

由井 靖子歯科医師
日本矯正歯科学会の認定医として、ワイヤー矯正を担当しています。
担当分野: ワイヤー矯正
- 日本大学歯学部 卒業
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 東京矯正歯科学会 所属
- 東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)矯正歯科 所属
公開日: 2026-10-09 / 最終更新日: 2026-10-10/ 監修: 由井 靖子(歯科医師)
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未承認医療機器について(インビザライン(マウスピース型矯正装置))
- 未承認医療機器であること
- インビザラインは、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない医療機器(完成物薬機法対象外の矯正装置)です。歯科医師の責任のもと使用しています。
- 入手経路
- 米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である、アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社から入手しています。装置は患者さんごとに海外で製作されます。
- 国内の承認医療機器の有無
- 国内には、薬機法の承認を受けた他社のマウスピース型矯正装置があります。
- 諸外国における安全性等の情報
- 米国では、食品医薬品局(FDA)から医療機器としての認可(510(k))を受けており、世界の多くの国で使われています。歯の移動に伴う痛み・違和感、装置が合わないなどのリスクがあり、詳しくは各治療ページの「リスク・注意点」でご説明しています。
- 医薬品副作用被害救済制度
- 薬機法上の承認を受けていない医療機器のため、万一重篤な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。

